ICLナビ
お役立ち記事 ICLナビ MAGAZINE

ICLで眼圧上昇・緑内障は本当に起こる?

ICLで眼圧が上がったり緑内障になったりする例は稀ですが、適応検査で前房深度や眼圧を必ず確認します。基準値と術後の管理方法を解説します。本サイトの口コミと公開情報をもとに、ICLを検討している方が判断しやすいよう要点を整理しました。

ICLで眼圧上昇・緑内障は本当に起こる?
PR ※本ページにはプロモーションが含まれています。当サイトの編集ポリシーは運営者情報をご覧ください。
  • ICL自体が緑内障を起こす可能性は低いとされる
  • 適応検査で前房深度2.8mm以上を必須確認
  • 術後は毎回の検診で眼圧を測定して管理
  • もともと緑内障がある方は要相談・要検査

ICLで眼圧が上がる・緑内障になることはあるか

ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術後に眼圧が上がったり、緑内障につながったりする可能性はゼロではありませんが、多くの症例で問題になるものではないというのが公開情報から整理できる範囲の答えです。ICLはレンズを角膜の裏側・虹彩の前あたりに挿入する手術で、レンズの位置や大きさが眼内の水(房水)の流れに影響することがあり、その結果として眼圧が変動する可能性があるためこの不安が語られます。

一方で、現在主流のEVO ICL・EVO+ ICLにはレンズの中央に房水を通すための小さな孔が設けられており、房水が滞留しにくい構造になっているという説明が公式にされています(最新の仕様は各クリニック公式サイトで要確認)。また、そもそも緑内障の既往や前房が狭いなど眼圧上昇のリスクが高い方は、適応検査の段階で慎重に判断される仕組みになっています。つまり「手術を受けたら誰でも眼圧が上がる」というものではなく、事前検査と術後管理でリスクをコントロールする設計になっている、という理解が実態に近いといえます。

なぜこの不安が生まれるのか ICLと房水の流れ

眼球の中では房水と呼ばれる透明な液体が絶えず作られ、排出されることで一定の圧力(眼圧)が保たれています。正常眼圧の目安は10〜21mmHgとされ、これを超えて高い状態が続くと視神経が傷み、緑内障につながることが知られています。ICLは水晶体の前、虹彩の裏側にレンズを追加で入れる手術のため、房水の通り道の近くに異物が入ることになり、「流れが妨げられて眼圧が上がるのでは」という懸念が生まれるのは自然な発想です。

古いタイプのICL(ホールなし)では、レンズと虹彩の間に房水が滞留して急に眼圧が上がる「瞳孔ブロック」という状態が報告されていたため、あらかじめレーザーで虹彩に小さな孔を開ける処置が必要でした。現在主流のホールICL・EVO ICLはレンズ自体に孔があるため、この処置が不要になったと公開情報で説明されています。この構造の変化が、以前より眼圧トラブルの懸念を小さくした背景にあります。

ICLレンズが眼内に収まる位置関係

緑内障やその既往がある方はICLを受けられるか

すでに緑内障と診断されている方や、健康診断で眼圧が高いと指摘されたことがある方は、ICLを受けられるかどうかを自己判断せず、必ず適応検査で相談する必要があります。一般的に、緑内障やその強い疑いがある眼は、視神経へのさらなる負担を避けるためICLの適応外、または慎重な判断が必要な対象として扱われることが多いと公開情報では整理されています。とはいえ「疑い」の程度や種類はさまざまで、コントロールできている場合や、緑内障のタイプによって対応が分かれることもあるため、一律に断言はできません。

このあたりの最終判断は問診・眼圧測定・視野検査・眼底検査などを組み合わせて医師が行うものなので、「緑内障の既往があるからICLは絶対に無理」と決めつけず、公式サイトで対応可否を確認したうえで、適応検査の予約段階で既往歴を正直に伝えることが遠回りに見えて一番確実です。既往を隠して検査を受けても、検査の過程で判明することがほとんどです。

術後に眼圧が上がるケースとその原因

ICL手術のあと、一時的に眼圧が上がるケースが報告される理由として公開情報から整理できるのは主に二つです。一つは前述の房水の流れに関するもの、もう一つは術後に処方されるステロイド点眼薬の影響です。ステロイド点眼は炎症を抑えるために眼の手術後によく使われますが、体質によっては一定期間、眼圧が上がりやすくなることが知られています。これはICLに限らず白内障手術など多くの眼科手術で共通する一般的な注意点です。

こうした変化の多くは点眼薬の種類・量を調整することで対応でき、放置されるわけではありません。だからこそICLの術後は、手術翌日・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後・1年後といった節目で検診が組まれ、そのたびに眼圧を測定するのが一般的な流れになっています。この検診スケジュールを守ること自体が、眼圧上昇を早期に見つけて対処する最大の予防策だといえます。

適応検査でチェックされる数値

ICLを受けられるかどうかは、見た目の視力だけでなく複数の数値で判断されます。代表的なものが前房深度と角膜内皮細胞の密度です。前房深度はレンズを収める空間の広さを示す指標で、狭すぎると房水の流れが妨げられやすくなるため、目安として2.8mm以上あることが望ましいとされています。角膜内皮細胞は角膜の透明性を保つ細胞で、一度減ると再生しないため、目安として2000個/mm²以上あるかどうかが確認されます。

検査項目目安となる数値確認する目的
前房深度2.8mm以上レンズを収める空間・房水の流れの確認
角膜内皮細胞密度2000個/mm²以上角膜の透明性を保てるかの確認
眼圧10〜21mmHg目安緑内障リスクの有無の確認

これらはあくまで一般的な目安であり、実際の適応可否は総合的な診察で決まります。数値がわずかに外れているからといって即不可になるとは限らないため、正確な判定は必ず適応検査で確認する必要があります。

体験談に見る適応検査とカウンセリングの実際

眼圧や緑内障そのものを主題にした投稿は本サイトの口コミには見当たりませんが、適応検査やカウンセリングの丁寧さについては複数の声が寄せられています。品川近視クリニックで受けたKenさんは「手術自体は両目で15分程度と驚くほど短いです。迷っているなら、まずは適応検査だけでも早めに受けることをおすすめします」と話しています。

新宿近視クリニックのOKAさんも「説明が非常に丁寧で、無理な勧誘もなかったので安心して相談できました」とコメント。大内雅之アイクリニックで受けたKさんは「不安なことはカウンセリングで全て聞き、納得してから受けることをおすすめします」と述べており、眼圧や既往に限らず、不安な点は検査段階で確認しておく大切さがうかがえます。先進会���科で受けたSさんも「手術に対する不安があるかもしれませんが…検討中の方は思い切って決断してみてください」と、検査から相談する一歩を後押しする声を残しています。

結局どこで相談すればいい?

眼圧や緑内障の既往がある、または健診で指摘された経験がある方は、適応検査そのものが丁寧で、既往歴の相談がしやすいクリニックを選ぶことが特に重要です。今回の話題に関して口コミ上で突出した差は見られなかったため、全国に複数院を展開し公開情報として適応検査から術後検診までの体制を案内している先進会眼科を候補として挙げます。無料の適応検査予約フォームがあり、眼圧を含む検査結果を踏まえたうえで手術可否を相談できる点も、この話題との相性がよい理由です。

最終的な可否判断は必ず医師の診察によるため、まずは適応検査を予約し、既往歴や健診結果を正直に伝えたうえで相談することをおすすめします。

よくある質問

ICLの手術そのものが緑内障の原因になりますか。 現行のホールICL・EVO ICLは房水の通り道を確保する構造になっており、手術そのものが直接の原因になる可能性は低いとされています。ただし個人差があるため、術後検診で眼圧を継続して確認することが前提です。

眼圧が高めと言われたことがありますが検査だけでも受けられますか。 多くのクリニックでは適応検査の受診自体は可能です。眼圧が高めの既往がある場合は、予約時または問診の際に必ず伝え、検査結果をもとに医師と相談してください。

術後の目薬で眼圧が上がることはありますか。 ステロイド点眼薬の使用により、体質によっては一時的に眼圧が上がることが知られています。そのため術後の定期検診では毎回眼圧を測定し、必要に応じて点眼の種類や回数が調整されます。

緑内障の家族歴があるだけでも受けられませんか。 家族歴だけで一律に不可になるとは限りません。前房深度や眼圧など実際の数値を適応検査で確認したうえで、医師が総合的に判断します。

まとめ 状況別に考える次の行動

眼圧や緑内障について漠然とした不安がある方は、まず適応検査を予約して前房深度や眼圧の数値を実際に確認するという行動が現実的です。すでに緑内障の既往や治療歴がある方は、自己判断せず、予約時にその旨を伝えたうえで医師に相談するという方法をとってください。術後の眼圧変化そのものが怖いという方は、定期検診のスケジュールと点眼管理の説明を、カウンセリングの段階で詳しく聞いておくという方法が不安の軽減につながります。

関連記事

SHARE

次に読みたい記事

RELATED

人気の記事

POPULAR

クリニックを比べる