- 今のICLはほぼ全員が中央に穴のあるホールICL
- 穴により事前のレーザー虹彩切開術が原則不要に
- 費用相場は両眼44万〜76万円(口コミ22件より)
- 前房深度2.8mm未満などの基準を満たさないと不適応の可能性
ホールICLと従来型ICLの違い
ホールICLは、レンズの中央に直径0.36mm程度の小さな穴(アクアポート)を空けたタイプのICLレンズを指します。この穴があることで、眼の中を循環する房水(ぼうすい)がレンズの前後を自由に行き来でき、圧力がこもりにくい構造になっています。
穴のない旧世代のICLでは、房水の流れが妨げられて眼圧が上がるリスクがあったため、手術前にレーザーで虹彩に小さな孔を開ける「レーザー虹彩切開術」を別途受ける必要がありました。ホールICLはこの追加処置を省ける設計として登場した経緯があります。
本サイトの口コミでも、この系統の名称はいくつか見られます。品川近視クリニックで受けたN.Kさんは術式を「Hole ICL(有水晶体眼内レンズ)」と記載し、新宿近視クリニックのokennさんは「EVO ICL(穴あきレンズ)」と表現しています。呼び方は院やレンズの世代によって多少異なりますが、いずれも中央に穴のあるタイプという点は共通しています。現在国内の多くのクリニックで採用されているEVO・EVO+ ICLも、この穴あき構造を基本としています(最新の採用レンズは各クリニック公式で要確認)。
穴が防ぐ「瞳孔ブロック」の仕組みとレーザー虹彩切開術の省略
ホールICLの穴が担っている役割は、房水の通り道を確保して「瞳孔ブロック」と呼ばれる眼圧上昇のリスクを抑えることです。房水は水晶体(またはICLレンズ)の裏側でつくられ、瞳孔を通って眼の前方へ流れていきます。この流れが妨げられると眼圧が急に上がり、痛みや視力低下につながることがあるとされています。
穴のないICLの時代は、このリスクを避けるために手術前にレーザー虹彩切開術で虹彩に小さな孔を開けておく必要がありました。ホールICLはレンズ自体に房水の通路を持たせることで、この事前処置を原則不要にした点が最大の変化です。通院回数や術前の負担が減ることは、手術を検討している方にとって現実的なメリットといえます。
ただし、穴があるからといって眼圧上昇のリスクがゼロになるわけではなく、術後の定期検診で眼圧を確認する流れは変わりません。この点は「公式で要確認」としつつ、術後の通院スケジュールはカウンセリング時に確認しておくと安心です。
費用はいくら?口コミ22件の実額から見る相場
本サイトに寄せられた口コミでは、ホールICL系のレンズを使った手術の総額は両眼で44万〜76万円の範囲に集中しています。乱視矯正付きのレンズ(トーリックタイプ)を使うと料金が上がる傾向があり、山王病院でおけんけんさんが受けた乱視ありのケースは756,000円でした。
院ごとの実額の目安は次のとおりです(本サイトの口コミより)。
| クリニック | 口コミの費用例 |
|---|---|
| 新宿近視クリニック | 44.0万〜47.35万円 |
| 品川近視クリニック | 46.0万〜59.7万円 |
| アイクリニック東京 | 66.0万〜67.0万円 |
| 先進会眼科 | 57.0万〜58.33万円 |
| 大内雅之アイクリニック | 74.2万円 |
| 山王病院 | 75.6万円(乱視あり) |
同じホールICL系でも、院やレンズの種類(乱視矯正の有無、EVOかEVO+か)によって価格差が出ることが分かります。新宿近視クリニックのokennさんは「他院に比べて見積もりが安く、これなら元が取れると確信した」と話しており、価格を重視する方は複数院の見積もりを比較する価値があります。最新の料金表は各クリニック公式で要確認です。
適応の判断基準(年齢・視力・前房深度・角膜内皮細胞)
ICL手術には、眼の状態が一定の基準を満たしているかを確認する適応検査があります。公開情報として広く示されている代表的な基準は次のとおりです。
- 年齢:おおむね18歳以上で、近視の度数が安定していること
- 前房深度:2.8mm以上あること(浅いとレンズを入れる余裕がない)
- 角膜内皮細胞密度:2000個/mm²以上あること(角膜の健康を保つ細胞の数)
- 瞳孔径や角膜の形状も、レンズサイズの選定に影響する
これらはあくまで一般的な目安であり、実際の可否は院ごとの精密検査で判定されます。品川近視クリニックのまつりかさんは「近視が強すぎるとレーシックを受けられないと知って諦めていたが、ICLなら受けられるかもしれないと知った」と振り返っており、他の屈折矯正手術で断られた方の受け皿になっているケースもうかがえます。数値の最新の運用は各クリニック公式で要確認です。
不適応となる代表例とその場合の代替手段
前房深度が基準に届かない方、角膜内皮細胞が少ない方、眼の炎症性疾患がある方などは、ICL手術の対象外と判断されることがあります。これは公開情報として一般的に知られている考え方で、無理にレンズを挿入すると眼への負担が大きくなるためです。
不適応と判断された場合の選択肢としては、角膜を削るタイプのレーシック(角膜の厚みなど別の基準を満たす必要があります)や、引き続きメガネ・コンタクトレンズで矯正する方法があります。どの方法が向いているかは眼の状態によって異なるため、断定的な優劣は書けませんが、カウンセリングの場で担当医に代替案を相談するのが現実的な進め方です。
不適応かどうかは検査を受けてみないと分からない部分が大きいため、迷っている段階で自己判断せず、まずは適応検査の予約を検討することをおすすめします。
ホールICLでもハロー・グレアは起きるのか
ホールICLを検討する方が気にする点のひとつが、夜間に光がにじんで見えるハロー・グレア現象です。穴があってもレンズを眼内に入れる構造自体は変わらないため、この症状はホールICLでも起こり得ます。
本サイトの口コミでも複数の報告があります。アイクリニック東京で受けた栗田さんは「術後1ヶ月ほどは夜間のハロー・グレアが予想以上に強く、信号機や車のライトの周りに光の輪がクッキリ見えて驚いた」と話しています。一方、新宿近視クリニックのまさひーさんは「1週間から10日ほどで気にならなくなった」とのことで、期間には個人差があるようです。先進会眼科のSさんは「術後2ヶ月ほどはハロー・グレアが気になり、5ヶ月経った今も少し感じるが眩しくて運転できないほどではない」とコメントしており、数ヶ月単位で続くケースもあります。
多くの口コミでは数週間〜数ヶ月で慣れていく傾向が見られますが、症状の強さや続く期間には差があるため、過度に心配しすぎず、事前にカウンセリングで自分の眼の状態を確認しておくことが不安の軽減につながります。
院ごとの得意領域(強度近視・乱視・年齢層)
口コミを見ると、院ごとに得意とする領域の違いがうかがえます。山王病院はおけんけんさんが乱視ありのEVO+で手術を受けており、乱視矯正の実績があります。先進会眼科はM.Kさん・Sさんなど複数の口コミがあり、EVO+ ICLでの症例が中心です。
品川近視クリニックについては、裸眼の肉太郎さんが「非常に混み合っていますが、その分症例数が圧倒的なので安心感があった」とコメントしており、症例数の多さが特徴として語られています。新宿近視クリニックは複数の口コミで価格の抑えめさが挙げられ、かとりさんやかんたろうさんのように40代以降で受けた方の体験も見られます。アイクリニック東京や大内雅之アイクリニックは、費用はやや高めながら丁寧な説明を評価する声(Mさん、栗田さん)が目立ちます。得意領域の最終確認は、各院の公式サイトやカウンセリングであわせて行うのが確実です。
結局どこで受ければホールICLに詳しい?
話題への適合という点では、本サイトの口コミの中で術式を明確に「Hole ICL」と表記していたのが品川近視クリニックのN.Kさんです。同院のKenさんも「症例数が国内トップクラス」という理由でこのクリニックを選んだと述べており、ホールICLの経験値という観点では選択肢のひとつになります。
裸眼の肉太郎さんのコメントにもあるとおり、症例数の多さは技術の安定にもつながりやすい要素です。費用面でも本サイトの口コミでは46.0万〜59.7万円とレンジが広く、予算に応じて相談しやすい点も特徴です。まずは品川近視クリニックの無料適応検査で、自分の眼がホールICLに適応するかどうかを確認するのが具体的な次の行動になります。
よくある質問
ホールICLと普通のICLは別の手術ですか
別の手術ではありません。現在主流のICLの多くは、レンズ中央に小さな穴を空けたタイプ(ホールICL・EVO ICLなど)です。本サイトの口コミでもN.Kさん(品川近視クリニック)がHole ICLの名称で、okennさん(新宿近視クリニック)がEVO ICL(穴あきレンズ)の名称で受けており、系統としては同じものです。
穴があると見え方に影響しませんか
穴自体は非常に小さく、日常の見え方への直接的な影響は公開情報上大きくないとされていますが、レンズを眼内に入れること自体によるハロー・グレアは起こり得ます。本サイトでも栗田さん(アイクリニック東京)やSさん(先進会眼科)が術後数週間〜数ヶ月の症状を報告しています。
費用はどれくらい見ておけばいいですか
本サイトの口コミでは両眼44万円〜76万円の範囲に集中しています。乱視矯正付きのレンズを使うと料金が上がる傾向があり、最新の金額は各クリニック公式で要確認です。
誰でもホールICLを受けられますか
前房深度2.8mm以上、角膜内皮細胞密度2000個/mm²以上などの基準を満たす必要があり、満たさない場合は不適応となることがあります。可否は検査を受けないと分からないため、まずは適応検査を予約するのが確実です。
レーザー虹彩切開術は本当に不要になりますか
穴によって房水の通り道ができるため、多くの場合は事前のレーザー虹彩切開術が不要になるというのが公開情報上の説明です。ただし眼の状態によっては別途処置が必要になることもあり、最終判断は検査結果によります。
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