- レーシック両眼は 20〜35万円、ICL両眼は 44〜75万円 が相場圏
- 費用差の主因はICLのレンズ代(1眼あたり約10〜15万円)
- 乱視用ICL(トーリック)は通常より5〜15万円高くなる傾向がある
- 医療費控除の対象で、年収400万円なら5〜8万円前後の還付が見込める
- 強度近視(-8D以上目安)はレーシック適応外になる場合があり、ICL一択になりうる
レーシックとICLの費用、どちらがどれだけ違うか
近視矯正手術を検討するとき、最初に気になるのが「レーシックとICLはどれくらい費用が違うのか」という点です。公開情報をもとに整理すると、レーシックの両眼費用は概ね20〜35万円が相場で、クリニックや術式(スタンダード/ウェーブフロント等)によって幅があります。一方、ICLは両眼で44〜75万円前後の価格帯が見られ、費用差はおおよそ15〜30万円です(いずれも最新は各クリニック公式サイトで要確認)。
| 術式 | 両眼の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| レーシック(スタンダード) | 20〜25万円 | 角膜をレーザーで削る |
| レーシック(プレミアム) | 30〜35万円 | ウェーブフロント解析等を追加 |
| ICL(ノントーリック) | 44〜60万円 | レンズ挿入・可逆性あり |
| ICL(トーリック/乱視用) | 55〜75万円 | 乱視も同時に矯正 |
この価格差を「高い」と見るか「視力への長期投資として妥当」と見るかは、度数・年齢・ライフスタイルによって変わります。次のセクションから費用差が生まれる構造的な理由を整理します。
費用差が生まれる理由:レンズ代と術式の仕組みの違い
レーシックとICLで費用が大きく異なる最大の理由は、ICLに使う眼内レンズそのものの材料費です。
レーシックはエキシマレーザーで角膜の形状を変える手術で、コストの主体はレーザー機器の照射費です。院によって使用機器の種類が異なり(SCHWIND AMARIS、WaveLight EX500など)、それが「スタンダード」「プレミアム」の価格差に反映されます。
ICLは、スイスのSTAAR Surgical社が製造するEVO ICLを眼内に挿入する手術です。レンズそのものの製造コストが1眼あたり約10〜15万円程度かかり、これが両眼分でレーシックとの主な費用差を生みます(公開情報:最新は公式で要確認)。
手術の工程も異なります。レーシックは外来手術でほぼ完結し、術前検査から翌日確認まで2〜3回の通院が一般的です。ICLは眼内に器具を挿入するため術前検査の回数が多くなり(多くの場合2〜3回以上)、術後検診のスケジュールも細かく設定されます。その分、クリニックの人件費と設備コストも上乗せされます。
レーシックはその手術件数の多さから競争が進み、相場が下がってきた経緯があります。ICLは比較的新しい術式で、製造コストが固定的に高いため、今後も大幅な値下がりは見込みにくいとされています(公開情報:詳細は各クリニック公式で要確認)。
ICL術式別の価格帯:EVO・EVO+・乱視用の差
ICLには複数のモデルがあり、選択する術式によって費用が変わります。
EVO ICLはホールICLとも呼ばれる現在の主流モデルです。中央に微小な穴が開いているため房水の循環が保たれ、眼圧上昇リスクを低減した設計です。両眼での費用は44〜55万円前後の価格帯が見られます。
EVO+ ICLはレンズ光学径がEVO ICLより広く、高度近視(おおむね-8D以上)や暗所での瞳孔径が大きい方に適しています。EVO ICLより5〜10万円ほど高くなる傾向があり、両眼で50〜65万円程度になります。Kenさん(品川近視クリニック)はEVO+ ICLを選び、約51万円を支払っています(本サイトの口コミ)。
乱視がある場合はトーリックICL(EVO ICL Toric)が選ばれます。レンズ自体に乱視矯正機能が内蔵されており、近視と乱視を同時に矯正できます。乱視なしのICLより5〜15万円ほど高くなるのが一般的です。おけんけんさん(山王病院)は乱視ありのEVO+ ICLを選び、両眼で756,000円を支払ったと報告しています(本サイトの口コミ)。
同じ「ICL」という名称でも、モデルと乱視の有無だけで20〜30万円以上の差が生まれます。カウンセリング時に「自分の眼にはどのモデルが必要か」を確認することが最初の確認ポイントです。
本サイトの口コミから見る実際の支払額
本サイトに寄せられた口コミから、クリニック別の実費をまとめます。
新宿近視クリニックでは、K.Nさん・まさひーさん・かとりさんが440,000円(割引適用後)、yukiさん・OKAさんが473,500円、Aさんが497,000円と報告しています。 440,000〜497,000円 が本サイトで確認できる実際の支払いレンジです(本サイトの口コミ:6件)。
品川近視クリニックでは、裸眼の肉太郎さんが460,000円、Y.Kさんが497,000円、N.Kさんとまつりかさんが507,000円、Kenさんが約510,000円と報告しており、460,000〜510,000円の範囲です。
先進会眼科ではSさんが570,000円(指名料・予約金込み)、M.Kさんが583,300円。アイクリニック東京ではMさん・Tさんがともに670,000円。大内雅之アイクリニック(京都)のみんみんさんは742,000円、山王病院のおけんけんさん(乱視ありEVO+)は756,000円でした。
同じEVO ICLでも、クリニック・レンズモデル・乱視の有無・付帯サービスの内容によって30万円以上の開きが生まれます。これらはあくまで各投稿者の報告時点の費用ですので、料金詳細は各クリニック公式で要確認です。
費用に「含まれるもの・含まれないもの」を確認する
クリニックが提示する価格に何が含まれているかは、見た目の数字と実際の負担額に大きな差を生みます。この確認を怠ると、後から追加費用が発生したと感じることがあります。
一般的に含まれることが多い項目:適応検査費・術前精密検査・手術費・術後薬(抗菌剤・抗炎症ステロイド点眼)・術後定期検診(術後1日・1週間・1ヶ月など一定期間)。含まれないことがある項目:術後の保湿点眼薬・延長保証(追加料金で加入できる院もある)・追加矯正や再手術の費用。
yukiさん(新宿近視クリニック)は「約47万円は決して安くありませんが、それ以上の視界の自由が手に入ります」と話しており(本サイトの口コミ)、費用を含む総合的な満足度を示しています。Y.Kさん(品川近視クリニック)も「費用だけで決めず、症例数や実績のあるクリニックを選ぶことで安心感がかなり変わります」��アドバイスしています(本サイトの口コミ)。
院によっては術後の見え方が期待より弱い場合の追加矯正が別途料金になるケースもあるため、カウンセリング時に「術後保証の範囲と期間」を必ず確認することをすすめます。最新の料金体系は各クリニック公式サイトで要確認です。
医療費控除・割引制度で実質負担を下げる
ICLは自由診療ですが、医療費控除の対象です。その年の1月1日から12月31日までの医療費合計が10万円を超えた分について、翌年の確定申告で所得税と住民税の還付が受けられます。
年収400万円(所得税率5%、住民税率10%と仮定)でICLに50万円支払った場合の試算:控除対象額は50万-10万=40万円。所得税还付の目安は40万円×5%=2万円、住民税の軽減は40万円×10%=4万円で、合計6万円前後の節税効果が期待できます(他の医療費・所得控除の状況によって変わります。詳細は国税庁サイトまたは税理士に要確認)。
割引制度の活用も実質負担を下げる手段です。まさひーさん(新宿近視クリニック)は紹介割引を適用し、通常価格46万円から2万円の引き下げを受けています。かとりさん(新宿近視クリニック)も同様に440,000円での受診でした(本サイトの口コミ)。裸眼の肉太郎さん(品川近視クリニック)は「SNSなどで紹介クーポンを探してから受診することをおすすめします」とアドバイスしています(本サイトの口コミ)。
クリニックによってはモニター割・ペア割・学割を設けているところもあります。初回相談前に公式サイトで割引制度の有無を確認してください。医療ローン・分割払いを用意しているクリニックも存在しますが、金利が発生する場合は総支払額を必ず確認した上で判断してください。
費用より前に「適応できるか」を確認する
費用を比較する前に、そもそも自分がどちらの手術を受けられるかを把握することが前提になります。
レーシックの主な適応条件は、角膜の厚さが十分あること、近視度数が概ね-10D以下であること、角膜形状が正常範囲であることなどです(クリニックや機器によって基準が異なるため最新は公式で要確認)。強度近視(-8D以上目安)や角膜の薄い方は適応外と判断されることがあります。
ICLは角膜を削らないため、強度近視でも適応になりやすいのが特徴です。ただし前房深度(角膜裏面から水晶体前面までの距離)が 2.8mm以上 であること、角膜内皮細胞数が2000個/mm²以上であることなどの条件があります(公開情報:最新は公式で要確認)。
まつりかさん(品川近視クリニック)は「一度レーシック手術を考えたが、近視が強すぎると受けられないと知って諦めていた。その後ICL手術を知ってから受けることに決めた」と話しています(本サイトの口コミ)。費用だけで比較する前に、まず適応検査で自分の眼がどちらの術式を受けられるかを確認することが出発点です。
適応検査は多くのクリニックで無料または低費用で受けられます。検査を受けるだけで手術の申し込みを求められることはなく、まず検査だけ受けてから判断するというステップが合理的です。
結局どこで受ければ費用と満足度を両立できるか
費用と口コミ満足度のバランスを見たとき、本サイトの口コミで最も多くの実績が確認できるのが新宿近視クリニックです。
yukiさん・OKAさん・K.Nさん・まさひーさん・かとりさん・Aさんの6件の口コミが寄せられており、実費は440,000〜497,000円の範囲に収まっています。複数の口コミで「説明が丁寧で無理な勧誘がなかった」「適応検査だけで帰ってもよい雰囲気だった」という点が共通して報告されており(本サイトの口コミ)、費用の透明性と相談しやすさの両面で評価が高いです。
費用が高いクリニックが劣るわけではなく、院ごとに含まれるサービスの幅・医師の専門性・保証内容が異なります。重要なのは「なぜその価格なのか」をカウンセリングで確認し、自分の近視度数・乱視の有無・術後フォローの希望と照らし合わせることです。まず無料の適応検査で自分の眼の状態を把握してから、費用の具体的な見積もりを取るのが最短ルートです。
費用と満足度を両立できるクリニックへ
よくある質問
レーシックとICLはどちらの効果が長持ちしますか?
レーシックは角膜の形を恒久的に変えるため、矯正効果そのものは半永久的です。ただし加齢に伴う老眼(近用視力の低下)は別途の対処が必要です。ICLも基本的にレンズをそのまま使い続けられますが、将来の白内障手術などの際にレンズを取り出すことができます(この可逆性がICLの特徴のひとつです)。最新情報はクリニック公式サイトで要確認です。
強度近視で費用を抑えたい場合、どうすればよいですか?
強度近視(概ね-8D以上目安)はレーシック適応外になることが多く、ICLが現実的な選択肢です。費用を抑えるには紹介クーポン・医療費控除の活用が有効です。複数クリニックで無料適応検査を受け、費用の内訳(含まれるものと含まれないもの)を比較した上で判断することをすすめます。
医療費控除の申請手続きはどのようにすればよいですか?
手術を受けた翌年の1〜3月に確定申告を行います。クリニックが発行する領収書を必ず保管しておいてください。e-Taxを使ったオンライン申告も利用できます。控除の計算方法や申告書の書き方は国税庁のサイトまたは税理士に相談することをすすめます。
適応検査を受ける前に準備することはありますか?
コンタクトレンズを使用している方は、ソフトレンズなら1〜2週間前から、ハードレンズなら2〜4週間前から装用を控えるよう指示されることが多いです(クリニックによって異なるため、予約時に確認してください)。適応検査当日は瞳孔を広げる目薬を使用する場合があり、数時間は光がまぶしくなるため、車の運転を避けるほうが安全です。
レーシックを受けた後でICLを追加で受けることはできますか?
レーシック後の角膜は形状が変わっているため、ICLの適応検査結果に影響が出ることがあります。受けられるかどうかは精密検査の結果次第で、担当医師に相談が必要です(公式で要確認)。